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Life is not beautiful [仕事]

あ、別に人生をはかなんでいる、とかいうわけではなくて。

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仕事のハナシ。

シミュレーションと実ハードウェアの検証結果を比較したりしているわけですが。

シミュレーションの方はどんどん抽象度が上がっていて、ほぼ "Virtual" な世界。それに対して実ハードウェアの方を "Real Life" と呼ぶことが多い。実生活。実人生。

"Virtual" な世界はとても自由だ。そこではあなたが望むことはほぼ実現可能だ。C++で記述できる限りは。自由で美しき抽象の世界にようこそ。
でも "Real Life" は物理的制約やら歴史的経緯やら何やらで、そう思うようにはいかない。人生には制約が多いものなのだ。そして往々にして、あまりスマートではない。ザッツ Real Life。フランス人はそれを "C'est la vie." という。

今日、ミーティングで、"Real Life" 側で発生している、あまり美しくない問題について話し合った。最後に思わず口をついて出た、

 んー。Life is not beautiful...

なんか、妙に受けてしまいました。そういうつもりじゃないんだけどなー。

でも空はキレイだし、エレベータも無事直った。Bon week-end!


仕事始め [仕事]

予想通り、記憶喪失で迎える仕事始め。dokin というひとからメールが来ている。

http://blog.so-net.ne.jp/dokin-grenoble/2007-12-20

へいへい。こりゃご丁寧にどうも。
でもなー。途中までやってあるって、間違いだらけだぞ。おい。何考えてるんだコイツ。結局やり直しだ...


仕事納め [仕事]

あっという間に仕事納めだ。
かなり積み残しは多いのだけど、まあしゃあない。来年できることは来年やればいいのだ。

明日から日本でVacancesなので、C++/VHDL/フランス語/英語からは遠く離れる。2週間後に帰ってきた時に記憶喪失になっていることは火を見るより明らかなので、

- ログインパスワードをメモ。これがないと大変なことに。
- 2週間後の自分宛にメールを書く。
 - 新年おめでとう。日本は楽しかったかい?
 - まずはメールの自動返信を解除しよう。
 - そしてコレとコレとコレをやれ。途中まではやってある。文句は言うな。

「メメント」っていう映画みたいだ。
がんばれ。2週間後の自分よ。あとは任せた。オレは休むぞ。


IDカードで会社に入れない [仕事]

朝、いつものようにオフィスの入り口ゲートにIDカードをかざすと、「ブー」と赤ランプが点いて中に入れない。

... ひょっとしてクビですか?

映画でよくこういうのありますね。秘密プロジェクトに首を突っ込んでまずい事を知ってしまった従業員とか。で、その後すぐに消されてしまうのだ。でも特にそういう覚えは無い。自分のプロジェクトでいっぱいいっぱいだし。それにフランスは日本同様、そう簡単に正社員をクビにはできない。

ちょうど友人がやって来たので、(パリの地下鉄にいる人みたいに)くっついて入り、職場でメールを開くと、

- あなたのIDカードを新しくしました。取りに来て下さい。
- ゲートの設定は新しいカードに変わっています。古いカードはもう使えません。

ですと。

素晴らしい。どうやってそのメールを読みにオフィスに入るのかは知ったこっちゃないのだ。なんか久々に「これぞフランス」なアホな役所的対応を見せてもらい、とても嬉しい。そうだよ。キミたちはそうでなくては。それでこそフランス人だ。


「フランス人と働く」講座 [仕事]


この間、会社で "Travailler avec des Francaises" という1日トレーニングがあったので受けてきた。「フランス人と働く」講座。外国人が多い会社なので、一応の配慮はあるのだ。

今回の参加者の出身国は、日本、中国、フィンランド、ルーマニア、イタリア、ドイツ。先月来たばかりの人から、もう20年(!)フランスで働いている人まで。内容は世間的によく言われていることが多かった。「僕たちフランス人ってこういう人たちだから皆さん気をつけてね!」という講座。いわく、

- 個人主義。仕事が属組織でなく属個人になりがち。
- ルールは必ずしも絶対ではない。
- 議論好き。

などなど。まあだからどうだってことも無いです。慣れてしまえば大した問題ではありません。
それより、「おっ」と思ったのは近隣文化との対比で、

- イギリスのユーモアの基本「自分を笑う」文化はフランスには無い(きっぱり)。

うーむ、やはりですか。これは感じていたことだ。しかしちと困ったな。経験上「自分を笑う能力が著しく欠如した人」は取り扱いが難しいケースが多くて、何かと大変だったのだ。少なくとも日本の会社では。でもGrenobleのチームで働いて11ヶ月。今のところストレスレベルは非常に低い。何か別の要素があるのだろう、きっと。


勤務評定 [仕事]

去年の6/1に入社して、はや10ヶ月。そろそろ成果を問われてくるわけで。

Appraisal, 日本語でいうと勤務評定がやってきた。上司と面談。目標に対する成果をチェックする Objective-based Appraisal は今やどこの国でも同じ。特にああフランス、という面はなかった。けど話す量は多いかも。2時間みっしり真剣に話してくたびれた。

とりあえずクビにはならなさそうだ。今のところは。

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今日の分子模型

正月に帰省した時に本屋で見つけて思わず買ってしまった分子模型キット。化学系でないし、学校で習ったことも完全に忘れているので、作る分子はデタラメ。でもたのし。
http://www.hgs-model.com/model/index.html
追加パーツとかもあるのだ。欲しい。


液晶ディスプレイきた [仕事]

リクエストしてから苦節6ヶ月、ワークステーションのCRTモニタをとうとう液晶ディスプレイに換えてもらった。

今まで使っていたCRTモニタが何故かまだ後ろに。重くて動かすのが大変なのだ。しかし新しい方も本当は Sun のロゴ入りが欲しかったのだけど、コストダウンでPC用だ。まあ良しとしましょう。


デバッグは続くよ [仕事]

このところ会社ではデバッグの日々。
これまでは一人で黙々とやっていたのだが、インテグレーションフェーズに入り、夫々のモジュール担当の人が連日私の机にやって来てデバッガを囲む毎日。皆であーでもないこーでもないと画面のコードを指差すので一日終わるとモニタは指紋でべたべた。

純Logicな世界だと日本人でもフランス人でもやることは同じで、文化の違いみたいなことはあんまり感じないわけですが、何だろう、「ライダーキック!」みたいに技、じゃなくてコマンドを口に出しながら実行する人が多いような。
デバッガ使いながら "step!", "next!" とかはつい自分でも言ってしまう(普通言わない? そうですか...)が、「エレース」(ls) とか「メーィク」(make)とかも恥ずかしがらずに口に出すとイイ感じです。お試しあれ。
でもさすがに
find . -name '*.c' | xargs grep -n foo | wc -l
とか長いのは口に出さないみたいです。


Crolles [仕事]

Crollesのオフィスに出張。Grenobleからバスで20分ほど。

なかなかの奇岩ぶり。これが会社のうしろにどかーんと見えている。会社の建物は機密保持上ややこしいのでフレームアウト。

Grenobleでも会社のある辺りは町はずれで何もないのだが、Crollesはさらに何もない。のどかなバス停でGrenoble行きのバスを待つ。


AZERTキーボード [仕事]

現地のPCを使うと避けて通れないのがフランス語キーボード。想像を絶することにアルファベットの配置が違うのだ。アルファベット左手1列目、皆さんお使いのキーボードは QWERTYという配列だと思う。

こちらでは AZERT。通称アザートキーボード。

右手も微妙に違う。こっちで売ってるキーボードはだいたいコレ。
数字と記号もまた難易度が高い。

3種類の文字が一個のキートップに。そのため普通のシフトキーだけでなく、もうひとつのシフトキー AltGr というものが存在する。あと、数字はシフトキーを押して入力。それを知らずにパスワードが通らなかったのは私。

ついでに言うと、Delキーはフランス語でSupprキーだ。Suppression?

コレが分からないとWindozeではログインすらできませんねー。

あくまでも我が道を行くフランス。でも何故か UNIX ワークステーションではみんなUS配列キーボードを使っているのだ。なんでかな?
% cd ../../..
とか UNIXで暮らすにはUSキーボードの方がラクなことは確か。ここは意地より利をとったか。 そのお陰でAZERTキーボードには滅多に触らずに済んでいる。感謝。


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