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漂流教室 [本]

当時の小学生は恐怖のどん底に陥れられたのだ。

楳図氏の「恐怖もの」漫画はすでに十分に怖かったけど、漂流教室の怖さは他の作品の比ではなかった。小学校がある日突然、砂漠化した未来に飛ばされてしまうという状況もさることながら、その状況であぶりだされる「人間の怖さ」は小学生に受け止めきれるものではなかったのだ。

「もしも今いる小学校がこうなったら...」
「先生の変貌...」
「関谷...」

とか考えただけで、立っていられないぐらい不安になった。あまりに怖くて封印してしまい、最後までは読んでいない。そしてトラウマが残った。そういう昭和の小学生は多いのではないか。

それから数十年後のある日。大槻ケンヂ氏が何かの番組で「漂流教室でトラウマを負った皆さん、皆さんはたぶん最後まで読んでない。大人になった今、最後まで読むといいと思うよ。きっとトラウマは解消するよ」みたいなことを言っていた。

次の日、漫喫に行って一気に全部読んだ。
...
本当だ。本当にトラウマが解消、というか昇華していく。こんなエンディングだったんだ。ありがとうオーケン。ありがとう楳図先生。
ワタシもオーケンのメッセージを繰り返そう。

漂流教室は最後まで読もう。トラウマは消せます。



漂流教室 1 (ビッグコミックススペシャル)

漂流教室 1 (ビッグコミックススペシャル)

  • 作者: 楳図 かずお
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2007/10/30
  • メディア: コミック



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