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Ceremony / New Order [音楽]

New Order の 1st Single.
2コードのシンプルな曲。不思議な透明感と広がり。寒くて高い場所で、遠くから響いてくる音。

Ian Curtis 亡き後の再出発として、Joy Division の曲を3人で出す、という厳粛にならざるを得ない状況下でリリースされた曲だったのだけど、その状況から遠く離れた今でも、何か「襟を正す」感じになる音。

イントロの(というか全曲通してひたすら繰り返される)ベースの高音域が印象的。Peter Hook のベース奏法が Joy Division から New Order に向けて大きく変わるきっかけとなる曲である。

普通ベースギターではあまり高音域は使わない。音が詰まり気味になるし、高い音はギターに任せればいいからだ。
ベースの音は、左手が12フレットを超えるとどんどん硬くなっていく。緊張感があって寒い感じの硬さに。その「硬さ」がとても効果的に使われているのがこの曲。

ストラヴィンスキーの「春の祭典」のイントロ(ってクラシックでもいうのかな?)もそう。意図的に硬い音を出すため、低音楽器で通常使わない高音域で弾いている。(と、何かの番組で指揮者が言っていた) 寒い場所で、遠くから聞こえてくる感じがするのだ。

ただ、Peter Hook は、それを「特別な曲のための特別な効果」にとどめる、節度あるベーシストではなかった。「お、こりゃおもしれーじゃん」と、この後、ベースの高音域を使いまくり、ギターソロかよ、というような高音ベースメロディを弾きまくるようになる。Ian Curtis 亡き後、頼りない(カリスマ的にも演奏力的にも) Bernard Sumner を助ける意味もあったのかもしれない。ま、それが New Order サウンドの中核を成すことになるわけですが。

New Order / Ceremony


コレ、謎の音源です。YouTubeのタイトルには Joy Division と書いてありますが、演奏内容的には New Order の Vinyl 初版ヴァージョンのように聞こえます。ただ、何故か私の持っている音源(キーF)より音が低くて、キーがEです。ひょっとして Joy Division風にするために意図的に回転数を下げている?でも Joy Division/Still 収録の Ceremony も キーはFなんですけど...

膨らんできちゃった

たまにはシモネタ行きます。
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